コーダノート

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【映画】『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を見てきたけど内容の98%が暴力とバイオレンスだった件

お疲れ様です、仙丸こと幸田高吉です。

前回の更新で、北野武監督作品「龍三と七人の子分たち」を見てきたと書きましたが、
記事でも述べましたとおり、『ちょっと物足りないなー』という気分だったため、
なんかTwitterでやたらと話題になっている
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』も見ていくことにしました。

しましたのです、が……。
いやー、すごかった。疲労困憊ですよ。脳が疲れまくりですよ。

「え? 脳みそ使わないで見られる映画なんじゃないの?」って思った方、ちょっと違います。
脳が疲れるのは難解な映画だけではないということを、私も今回はじめて知りました。



さて、と。



えー、まず、ストーリーなんですが、

「核戦争で荒廃した世界で、
 クルマに乗って突っ走りながら追いかけっこと殺し合いをする」


の一文で十分なんじゃないかと思います。

あとはもう、ひたすらに暴力暴力アンド暴力です。暴力ないしはバイオレンスです。
バファリンの半分はやさしさでできていますが、
本作の半分は暴力でできていて、もう半分はバイオレンスでできています。
ひたすら2時間にわたって暴力とバイオレンスがこれでもかとスクリーンから供給され続けます。
まさに「暴力のわんこそば」としかいいようのない最強に強まった暴力的暴力映画であります。
脳髄がニューロンの奥まで暴力で満たされてお腹いっぱい破裂寸前に追い込まれます。
120分続く暴力のフルコース、暴力の満漢全席であります。




が、「いやいや、さすがにその説明はあんまりだろう。暴力以外の要素もあるんでしょ?」
とお疑いの方もおられるかもしれません。
なので、暴力以外の要素もためしに箇条書きしてみました。



銃火器
魔改造車両

爆発
金属
轟音
渇水
石油
砂漠
荒野
汚染
狂気
邪悪
欲望
絶望
異形



暴力と荒廃に関連しない項目がひとつもねぇ……。



いや、ないことはないんです。ないことは……ないんです!

その証拠にほら、この記事のタイトル「内容の98%が暴力とバイオレンス」って書いてあるでしょ?
つまり2%は暴力じゃないものがあるんです。

では、それはなにか。

1%が美女
0.5%がロマンス
0.5%が希望


と、なっております。

暴力まみれの暴力シーンの連続の中、突如あらわれた、
薄布しかまとっていない美女たちの登場シーンは素直に「美しい……」と思いましたし
(まぁ、ずっと暴力漬けにされていたので、急に美人が出てきて脳がびっくりしましたが)
ロマンスも多少ベタだったとはいえ、欠かせない、大事な要素だったと思います。

そして、希望。

そもそも、なんで主人公たちがクルマで突っ走っているかというと、
「人間らしく生きたい」
「そのために、新天地へ行きたい」


という「希望を求めての逃避行」なんですよね。

そういう意味で言うのなら、本作は、

「もののけ姫」以上に「生きろ。」と、
「風立ちぬ」以上に「生きねば」と、

「生へのメッセージ」を生々しく、肉と血と熱をもって、放っているのかもしれません。

果たして、我々は、彼らのように、地獄の底でも、
なお「生きよう」としているのだろうか。することができるのであろうか
そんなことを、少し考えたりもしました。

ま、そんな小難しいことを考える必要なまっったくない作品なので、
興味を持たれた方は120分にわたる「バイオレンスオペラ」に身を委ねるがいいですよ。

なお、肝心要の「面白かったのかどうか」については、
「スゴかったよ」「ヤバかったよ」としか言いようがありません。

ラーメン二郎を美味いまずい言うのが野暮なのと同じように
マッドマックスもまた、良し悪しを論ずるのが野暮なたぐいの作品であると判断しました。
ただもうひたすらに、ニンニクヤサイアブラマシマシカラメカラメな映画でございます。

ただまぁ、あの世界観とキャラクターと車両群は本当に魅力的ですよね。
なにもかも狂ってますが、かっこいい。設定資料集が欲しくなります。ギター&ドラム車とかマジかっけえ。
だったらパンフ買っとけよって話ですが、
いやその、暴力の過剰摂取で思考がショートしていたもので……。

【2015年7月29日付記】
けっきょく内容の大半が暴力みたいな書き方をしてしまいましたが、
その後Twitterにて女性の作家さん(漫画家さん?)が
「マッドマックスは女性たちが尊厳と平和をもとめ不条理と闘う物語である」という
意見を書いておられ、強く納得したので、その点付け加えさせていただきます。
確かにそのとおりですわ。目から鱗が落ちました。



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